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量子コンピューター

マイクロソフト(Microsoft)の最新開示・IRニュース

Microsoftが公式に発表した適時開示・プレスリリース・SEC提出書類を、提出日・書類種別・原文リンク付きで新しい順に掲載しています。

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Windows・Officeクラウド(Azure)量子コンピュータ研究

Microsoftは、Windows OSや、Word・Excel等の「Office」生産性ソフトウェアを主力としてきた大手ソフトウェア企業で、現在はクラウドコンピューティング事業「Microsoft Azure」と、OpenAIとの提携を含む生成AI関連事業(Copilot等)を成長の中心に据えている。以下で説明する量子コンピューティング(Azure Quantum、Majorana関連研究)は、これら主力事業と並行して進める研究開発の一領域である。

Microsoftは自社クラウド基盤「Azure」上でハイブリッド型量子コンピューティングサービス「Azure Quantum」を提供し、IonQ、Quantinuum、Rigetti、Pasqalなど外部の量子ハードウェア企業のマシンにもクラウド経由でアクセスできる環境を整えている。2025年2月には、独自開発の「トポロジカル量子ビット」を用いた量子プロセッサ「Majorana 1」を発表し、電子の異なる量子状態であるマヨラナ・ゼロモードを利用してエラー耐性の高い量子ビットを作る新方式を打ち出した。

同社は量子コンピューティングの実用化に向け、独自のロードマップを公表しており、(1)マヨラナ粒子の生成・制御、(2)ハードウェアレベルでエラー保護された量子ビット、(3)高品質な保護量子ビット、(4)複数量子ビットによるプログラム可能な量子演算装置(QPU)、(5)論理量子ビットによる耐障害性システム、(6)信頼性の高い量子演算(rQOPS)毎秒100万〜1億回を実現する「量子スーパーコンピュータ」、という6段階の技術マイルストーンを掲げている。2026年には後継チップ「Majorana 2」を発表し、量子情報の保持時間(パリティ寿命)を従来比1000倍以上となる最大20秒超まで延ばしたと報告した一方、Majorana 1発表時のマヨラナ粒子存在の証拠については物理学コミュニティ内で議論が続いている。

量子事業(Azure Quantum、Majorana関連研究)はMicrosoft全社の売上・利益の中で独立した開示区分(セグメント)を持たず、財務諸表上でも単体の数値は公表されていない。下記の主要指標欄に示す業績数値はクラウド・AI事業を含むMicrosoft全社の連結ベースであり、量子コンピューティング事業単体の収益・損益ではない点に留意が必要である。

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