D-Wave Systemsが公式に発表した適時開示・プレスリリース・SEC提出書類を、提出日・書類種別・原文リンク付きで新しい順に掲載しています。
D-Wave Quantum(NYSE: QBTS)はカナダ・バーナビー拠点の量子コンピュータ企業で、独自の量子アニーリング方式によるシステム(Advantage、Advantage2)とハイブリッドソルバー(Stride)を商用提供している。金融、物流、材料科学などの分野で企業向けの最適化計算用途に採用されており、商用顧客向け売上比率が拡大している。2026年1月にはゲート方式(誤り訂正型)量子コンピュータを開発するQuantum Circuits社を買収し、アニーリング方式とゲート方式の「デュアルプラットフォーム」戦略を打ち出した。
D-Waveは2022年8月9日、SPAC(特別買収目的会社)との合併によりNYSEに上場した(企業価値約16億ドル)。2023年には一時NYSEの上場維持基準を満たさない状況からの回復もあった。2026年1月に完了したQuantum Circuits買収(株式3億ドル+現金2.5億ドルの計5.5億ドル規模)により、誤り検出機能を組み込んだデュアルレール量子ビット技術を獲得し、イェール大学のRob Schoelkopf博士が率いる新研究拠点をコネチカット州ニューヘイブンに設置した。
D-Wave Quantum Inc.のCFOであるJohn Markovich氏が2026年9月2日に退職することが発表された。Mark Markovich氏は過去5年間、2022年の上場実現や9億ドル超の資金調達、財務パフォーマンス向上などに貢献した。後任のCFOには、同社シニアバイスプレジデント(ファイナンス担当)のGreg Golkov氏が就任する予定であり、同氏は25年以上の金融・会計経験を持つ。