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量子コンピューター

IBMの最新開示・IRニュース

IBMが公式に発表した適時開示・プレスリリース・SEC提出書類を、提出日・書類種別・原文リンク付きで新しい順に掲載しています。

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ITインフラ・コンサルティングハイブリッドクラウド・AI量子コンピュータ研究

IBMは、企業向けのITインフラ(メインフレーム等のハードウェア)や業務ソフトウェア、コンサルティング・システム構築サービスを幅広く手がける大手IT企業である。近年はハイブリッドクラウドと生成AI(watsonx)を成長戦略の中心に据えており、以下で説明する量子コンピュータ事業「IBM Quantum」は同社の研究開発部門の一つという位置づけにある。

IBMは超伝導方式の量子コンピュータを開発・提供する「IBM Quantum」事業を展開しており、オープンソースの量子SDK「Qiskit」を軸にクラウド経由で実機・シミュレータへのアクセスを提供している。現行の主力プロセッサは156量子ビットの「Heron」で、2025年には正方格子アーキテクチャを採用した120量子ビットの新プロセッサ「Nighthawk」を投入し、より深い量子回路の実行を可能にしている。

IBMは量子コンピュータ単体ではなく、量子プロセッサとHPC(高性能古典計算)を組み合わせて処理する「Quantum-Centric Supercomputing(量子中心超並列計算)」という戦略を掲げており、2026年3月には同構想の新たなリファレンスアーキテクチャ(設計指針)を発表した。あわせて公開している「IBM Quantum Development Roadmap」では、誤り訂正機能を備えたモジュール型プロセッサを段階的に投入し、2029年に大規模フォールトトレラント(誤り耐性)量子コンピュータ「Starling」を実現する計画を示している。同社は2026年末までに実用的な「量子優位性」の実証を目指すとしている。

財務面では、IBMは量子事業単体の売上・損益を独立した区分としては開示しておらず、下記の主要指標欄に示す業績数値はIBM全社の連結決算である点に留意が必要である。

開示・ニュース 14件