QTREX Quantumが公式に発表した適時開示・プレスリリース・SEC提出書類を、提出日・書類種別・原文リンク付きで新しい順に掲載しています。
QTREX Quantum Ltd.(NASDAQ: QTEX、本社イスラエル・ネスツィオナ)は、量子コンピュータの希釈冷凍機内部で使われる極低温配線・相互接続(インターコネクト)技術を、独自の積層造形電子(Additively Manufactured Electronics: AME)技術によって開発する企業です。導体・誘電体・シールド・機械的配線を一体構造として造形することで、従来の同軸ケーブル配線に比べて配線密度を高め、熱伝導や信号損失を抑えることを目指しています。2026年8月には、1つの低温ステージあたり17,280本相当の同軸配線密度に対応するアーキテクチャを公表し、IEEE Quantum Week 2026で実機デモを発表するとしています。
同社は2021年7月に医療機器メーカー「Inspira Technologies Oxy B.H.N. Ltd.」(ティッカー: IINN)としてNasdaqに上場し、体外循環(心肺補助)装置「ART100」や血中酸素センサー「HYLA」などを手掛けていました。2026年5月20日、AME技術基盤を軸に量子コンピューティング向け配線インフラ事業へ戦略転換したとして社名を「QTREX Quantum Ltd.」に変更し、ティッカーもIINNからQTEXへ切り替えました(ワラントはQTEXW)。医療機器事業は継続しているとみられますが、現時点の広報は量子事業に重点が置かれています。
2026年8月には米国防総省(DoD)傘下の研究機関との共同量子開発プログラムについて2026年第4四半期の正式化を目指すと発表するなど、政府・防衛関連との連携を進めている(直近の資金調達実績は下記の主要指標欄を参照)。
QTREX Quantum Ltd.は2026年9月2日、イスラエルの3大防衛企業の1つであり世界有数の航空宇宙防衛企業である パートナーが同社のAME(加法製造電子機器)技術の導入を開始したと発表した。このパートナーは同社の技術に排他的条項を含む契約を締結し、複数段階による商用化の道筋が示されており、QTREXの総合収益は数千万ドル規模となる見込みである。同社はAMEプラットフォームを用いた量子コンピューティングインフラストラクチャや防衛・航空宇宙・